
BA350 ストレージ・シェルフ内のディスクの SCSI ID は,そのスロットの位
置に対応します。 BA356 または UltraSCSI BA356 内のディスクの SCSI ID
は,そのスロットの位置,およびパーソナリティ・モジュールの SCSI バ
ス・アドレス・スイッチの設定によって決まります。
3.4 SCSI バス長
共用 SCSI バスのケーブル長には制限があります。 SCSI バス・セグメント
の総ケーブル長は,終端から終端までで計算します。
伝送方法およびデータ・パスが同じデバイス (たとえば,Wide ディファレ
ンシャル) を使用する場合,共用バスは 1 つのバス・セグメントのみで構
成されます。 異なる伝送方法のデバイスを使用する場合は,シングルエン
ド・バス・セグメントとディファレンシャル・バス・セグメントの両方が存
在します。 各セグメントでは,その両端のみに終端を設定し,バス長の制
限に従う必要があります。
表 3–2 に,物理 SCSI バス・セグメントの最大ケーブル長を示します。
表 3–2: SCSI バス・セグメント長
SCSI バス バス速度 (MB/秒) 最大ケーブル長
Narrow,シングルエンド
5
6 m (19.7 フィート)
Narrow,シングルエンド,Fast
10
3 m (9.8 フィート)
Wide ディファレンシャル,Fast
20
25 m (82 フィート)
ディファレンシャル UltraSCSI
40
25 m (82 フィート)
a
a
TruCluster Server 構成でのホストとストレージ間の最大距離は 50 m (164 フィート) です。 この場合,各ホ
ストと UltraSCSI ハブ間の距離が 25 m (82 フィート),UltraSCSI ハブと RAID アレイ・コントローラ間の距
離が 25 m (82 フィート) になります。
ケーブル長の制限があるので,ハードウェア構成のプランニングを注意深く
行い,すべての SCSI バスがケーブルに関する制限のガイドラインを確実
に満たすようにする必要があります。 通常は,各システムとストレージ・
シェルフをできるだけ近くに配置し,共用バスのケーブルを可能な限り
短くする必要があります。
3–8 共用 SCSI バスの要件および UltraSCSI ハードウェアを使用する構成
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