
4 コントローラ・ペアを多重バス・フェイルオーバ・モードに設定し
ます。 構成情報は,必ずアレイが正しく構成されているコントロー
ラからコピーしてください。
__________________ 注意 _________________
透過フェイルオーバ・モードに設定する場合は,set
failover copy = this_controller コマンドを
使用します。
5 多重バス・フェイルオーバ・モードに設定し,他方のコントローラ
に構成情報をコピーするコマンドを実行すると,他方のコントロー
ラが再起動します。 EMU 上のボタンを押せば,再起動時の警告音
がオフになります。 CLI にはイベント・レポートが表示されます。
この表示は clear cli コマンドで画面をクリアするまで続きます。
6 ポートをオフラインにし,トポロジをリセットして,ポートのトポ
ロジ設定時にエラー・メッセージが出力されないようにします。
7 ポートのトポロジをファブリックに設定します。 アービトレ
イテッド・ループ構成の場合,構成の違いについて, 6.8.4.1 項
を参照してください。
8 コントローラの日付と時刻を設定します。 デュアル冗長構成の場
合,このコマンドで両方のコントローラの時刻が設定されます。 こ
の値は即座に有効になります。
9 使用するホスト・プロトコルを指定します。 SCSI-2 か SCSI-3
のいずれかが指定できます。
SCSI_VERSION を SCSI-2 に設定すると,ディスク・ユニットは
LUN 0 となり,CCL (command console LUN) は特定ロケーション
で固定されず,最初に使える LUN になります。
SCSI_VERSION を SCSI-3 に設定すると,CCL はすべての接続オ
フセットに対して LUN 0 になります。 どの接続オフセットでもユ
ニット 0 を割り当てないでください。 そのユニットは CCL によっ
て LUN 0 でマスクされ,使用できなくなるためです。
SCSI_VERSION を SCSI-3 に設定するほうが便利です。 CCL が固
定されていると,変化する CCL より,固定されている CCL の方が
管理が非常に簡単だからです。
6–52 Fibre Channel ストレージの使用
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