
8. [Special Configuration] メニューが再表示されたら,電源スイッチを切
り,再び電源を入れます。 これでベース・モジュールは,TL890 拡張ユ
ニットのスレーブとして再構成されました。
9. TL890 拡張ユニットのスレーブとなる各 TL891/TL892 ベース・モ
ジュールで上記の手順を繰り返します。
8.8.2.3 DLT ミニライブラリの電源投入
DLT ミニライブラリの電源を入れるときは,TL890 拡張ユニットの電源投入
を,TL891/TL892 ベース・モジュールの電源投入と同時,またはその後に行
う必要があります。 拡張ユニットの電源を先に入れると,モジュールの目録
が不正確になり,システムおよびホストから全部または一部のモジュールの
内容にアクセスできなくなる可能性があります。
拡張ユニットは,起動した後,拡張ユニット・インタフェース経由で各ベー
ス・モジュールと通信し,ベース・モジュールの数,テープ・ドライブ,お
よび各ベース・モジュールに存在するカートリッジに関する目録を作成しま
す。 このようにしてミニライブラリの構成を決定した後,拡張ユニットは各
ベース・モジュールと通信し,そのベース・モジュールに対してどのカート
リッジ・グループが割り当てられているかを通知します。 カートリッジ・ス
ロットは,拡張ユニットによって次のようにナンバリングされます。
• 拡張ユニット:0∼15
• 上の TL891/TL892: 16∼25
• 中央の TL891/TL892: 26∼35
• 下の TL891/TL892: 36∼45
拡張モジュールと各ベース・モジュール間の初期化時の通信がすべて完了
すると,各ベース・モジュールには,再マップされたカートリッジ目録に
従って,そのカートリッジ番号が表示されます。
たとえば,中央のベース・モジュールの省略時の画面には次のように表示
されます。
DLT2 Idle
DLT3 Idle
Loader Idle
26>__________<35
テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成 8–37
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