
10.3 ディスク・ストレージ・シェルフの概要
ここでは,BA350,BA356,および UltraSCSI BA356 ディスク・ストレー
ジ・シェルフの概要を説明します。
10.3.1 BA350 ストレージ・シェルフ
BA350 には,最大 7 個の Narrow (8 ビット) シングルエンド StorageWorks
ビルディング・ブロック (SBB) をインストールできます。 各 SSB の SCSI
ID は,それらがインストールされたスロット位置に基づいて決まります。
たとえば,BA350 のスロット 0 にインストールされたディスクは SCSI ID
0,BA350 のスロット 1 にインストールされたディスクは SCSI ID 1 です。
______________________ 注意 _____________________
ホストの SCSI ID に対応するスロット (2 ノード・クラスタでは
通常,SCSI ID 6 および 7) にはディスクをインストールしない
でください。
DWZZA-VA は,Wide ディファレンシャル共用 SCSI バスと BA350 Narrow
シングルエンド SCSI バス・セグメント間のインタフェースとして使用
します。
______________________ 注意 _____________________
DWZZB-VW を BA350 で使用しないでください。 Narrow シング
ルエンド・バス上で Wide DWZZB-VW を使うと,DWZZB-VW
のデータ・ラインに終端が設定されず,SCSI バスのエラーの
原因になります。
BA350 ストレージ・シェルフは,内部 SCSI バス終端および SCSI バス・
ジャンパを備えています。 通常の操作中は,ジャンパは取り外しません。
BA350 は 2 バス構成としてもセットアップできますが,共用 SCSI バスでは
あまり有用ではないので,本書では説明していません。
図 10–6 に,BA350 の SCSI バス・ターミネータと SCSI バス・ジャンパ
の位置を示します。 これらは筐体の背面にあります。 TruCluster Server
10–10 非 UltraSCSI デバイスの外部終端または放射状接続を使用する構成
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