
4.3.3 コンソール環境変数の表示および KZPBA-CB の SCSI ID の設定
ここでは,show コンソール・コマンドを使って pk* および isp* コンソー
ル環境変数を表示し,各 AlphaServer システムで KZPBA-CB の SCSI ID
を設定する方法について説明します。 以下の例は,実際のシステムのガイ
ダンスとして利用してください。
SCSI オプションとして使用されるコンソール環境変数は,システムによって
さまざまに異なります。 また,環境変数のクラス (pk*,isp*など) には,内
部オプションと外部オプションの両方が表示される場合があります。
以下の例を,show config および show dev の例に示されたデバイス群と
比較して,共用 SCSI バス上の KZPSA-BB デバイスまたは KZPBA-CB デバ
イスを識別してください。
4.3.3.1 KZPBA-CB の pk* および isp* コンソール環境変数の表示
使用するコンソール環境変数を調べるには,show pk* および show isp*
コンソール・コマンドを実行します。
例 4–5 に,AlphaServer DS20 の pk コンソール環境変数を示します。
例 4–5: AlphaServer DS20 システムの pk* コンソール環境変数の表示
P00>>>show pk*
pka0_disconnect 1
pka0_fast 1
pka0_host_id 7
pkb0_disconnect 1
pkb0_fast 1
pkb0_host_id 7
pkc0_host_id 7
pkc0_soft_term on
pkd0_host_id 7
pkd0_soft_term on
例 4–5 の show pk* コマンドの出力を例 4–1 の show config コマンドの出
力と比較してください。 例 4–5 の最初の 2 つのデバイス,pkao と pkb0 が
NCR 53C875 SCSI コントローラに接続されていることがわかります。 続く
2 つのデバイス,pkc0 と pkd0 は,例 4–1 では Qlogic ISP1020 デバイスと
4–18 UltraSCSI ハードウェアを使用する TruCluster Server システムの構成
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